第5回 開催のご案内
「日本財団 みらいの福祉施設建築プロジェクト」第5回の開催情報を速報でアップしています。先行情報となりますので、詳細は2025年2月下旬に「日本財団助成ポータル」にて公開する募集要項をご確認のうえ、ご申請ください。
なお、第6回以降の実施については未定となります。
開催概要
●名称
第5回 日本財団 みらいの福祉施設建築プロジェクト
●開催趣旨
現在の日本では、少子高齢化が進み、家族や地域コミュニティのつながりが希薄になるなど、社会構造の変化が加速しています。それに加えて「個」の尊重、多様性の受容が求められるなど、人々の価値観や時代の空気感も変わりつつあり、社会における福祉のあり方が改めて問われています。
日本財団は60年以上にわたり、時代の変化をいち早く捉えて福祉分野におけるさまざまな支援に取り組んできました。だからこそ私たちは今、福祉のあり方を根本から見直し、みらいに向けてアップデートする必要性を感じています。
その実現を目指すためには、地域づくりの視点が不可欠です。これまで利用者と地域の人たちとの間に存在していた境界線を取り払い、福祉そのものが地域の日常的な風景の中に溶け込むような活動が求められています。すでに一部では、地域社会および利用者のニーズを叶える新しい取り組みがはじまっています。
本プロジェクトでは、みなさんと共に福祉と地域のみらいをつくっていくことを目指します。建築デザインを重要な要素として位置づけ、地域で暮らす人たちに愛され、多様な人の日常を支える福祉拠点のプランを募集します。
福祉事業者と建築家・設計者が協働し、あらゆるステークホルダーと丁寧に対話・議論を重ねることによって、「みらいの福祉」について真剣に考える場や機会が増え、その取り組みが全国へと広がっていくことを期待しています。
●助成額
●上限金額……事業規模に見合う適正な金額を助成
●最大補助率……事業費総額の80%
●助成対象
●対象となる団体
日本国内にて次の法人格を取得している団体:一般財団法人、一般社団法人、公益財団法人、公益社団法人、社会福祉法人、NPO法人(特定非営利活動法人)
※一般財団法人および一般社団法人については非営利性が徹底された法人のみ対象とします。
※医療法人等その他の法人は対象外です。
●対象となる事業
福祉事業(※)を行う施設や事業所の建築関連事業(新築/改修・増築等/外構工事)
※福祉事業とは、社会福祉法に定める第一種社会福祉事業および第二種社会福祉事業を指します。
※以下の事業は対象外となります。
・乳児院を新規に設置するもの。
・地域小規模児童養護施設以外の児童養護施設を新規に設置するもの。
・就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型を実施するもの(一部の実施も含む)。
●スケジュール
●申請締切……2025年6月13日
●1次~2次審査……日本財団および審査委員による書類審査(募集締切後~2025年8月頃)
●最終審査……事業実施団体と設計者によるプレゼンテーション(2025年9月21日)
募集概要
●申請条件
●事業実施団体と設計者が協働すること
●本プロジェクトの趣旨に沿ったものであること
●募集要項の記載内容を遵守すること
●申請方法・募集要項
2025年2月下旬に「日本財団助成ポータル」にて公開する募集要項をご確認のうえ、ご申請ください。
審査委員
●審査委員長
木下 庸子
建築家/設計組織ADH/工学院大学 名誉教授
●審査委員
駒田 由香
建築家/有限会社駒田建築設計事務所
仲 俊治
建築家/仲建築設計スタジオ 共同主宰
秋山 正子
認定NPO法人マギーズ東京 センター長/ケアーズ白十字訪問看護ステーション 統括所長
櫛引 久丸
北海道済生会 常務理事
恒松 大輔
全国自立援助ホーム協議会 事務局長/自立援助ホームあすなろ荘 ホーム長
佐藤 英夫
日本財団 常務理事